調剤薬局事務の資格について
調剤薬局事務の資格は、国家資格ではなく民間資格になります。
そのため、たった一つの資格というわけではなく、主催している団体が認定している調剤薬局事務の資格が数多く存在しています。
調剤薬局事務という資格がありますよね?
日本医療事務協会が主催している調剤薬局事務検定試験に合格した人が授与される資格なんですよ。
詳しく説明しましょうか?
助かります!
調剤薬局事務検定試験とは?
調剤薬局事務検定試験は、2018年から始まった新しい資格試験で、日本医療事務協会が主催しています。
2018年に始まった当初は、受験者数も1,500名ほどと少なかったですが、急激に知名度も上がり2020年には受験者数は1万人を超え、今注目されている資格認定試験です。
合格率は90%前後と高い水準にあるのも人気がある所以かもしれません。
また、試験はテキストや問題集などの教材持ち込みが可能なため、丸暗記の必要がないのも人気の要因と言えるでしょう。
調剤薬局事務検定試験の概要
調剤薬局事務検定試験の日程や試験時間
調剤薬局事務検定試験の合格率・合格基準
調剤薬局事務検定試験の合格率はどうなんですか?
「調剤薬局事務検定試験」は、他の調剤薬局事務の資格に比べると合格率も高めだと言われています。
下記に、説明してみました。
受験者数・合格者数・合格率について
主催している「日本医療事務協会」によると、2018〜2020年度の受験者数と合格者数は下記になります。
年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|
2018年 | 1,469名 | 1,338名 | 91.1% |
2019年 | 8,081名 | 6,852名 | 84.8% |
2020年 | 11,085名 | 9,944名 | 89.7% |
年ごとに合格率が違いますが、合格率はおおむね90%前後になります。
合格基準について
気になる合格の基準は、下記の通りになります。
原則として、学科・実技それぞれにおいて正答率6割以上。
ただし、問題の難易度等による変動有。